覚えておこうネイルの豆知識

よくある爪のトラブルあれこれ

ネイルをしていると避けて通れないのが、爪に発生するトラブルです。爪は意外とデリケートな場所なので、ネイルサロンで丁寧にケアしていても、思いがけないトラブルが発生することがあります。爪に起きる様々なトラブル事例を集めてみました。自分の爪は大丈夫か、是非チェックしてみて下さい。

 

意外と気付きにくい「爪の変色」

爪のトラブルの中でも意外と気付きにくいのが爪の変色です。ネイルをしている方は特に見落としがちですが、爪の変色は意外と多いトラブルのひとつでもあります。

 

爪の変色の原因はそれぞれですが、黄色く変色している場合は、除光液を使いすぎていることによって爪にダメージが蓄積して変色してしまっている場合があります。もしもネイルをしていないのに黄色くなる場合は、爪水虫やカンジダ菌といった細菌に感染している可能性もあります。放っておくと爪がボロボロになったり割れたりすることもあるため、たかが変色と思わず、早めに病院で診察を受けましょう。

 

また、濃い色のネイルを常用していると、そのネイルの色が色素沈着を起こしてしまう場合があります。ネイルの色素沈着を防ぐには、ベースコートを塗ってからマニキュアを塗る等の下処理が大切です。ベースコートを塗っておくと、色素沈着を防ぐだけでなく、爪自体を保護する働きもあるので、できるだけベースコートは欠かさないようにしましょう。

 

 

爪が剥がれる「二枚爪」

二枚爪とは、爪の表面が剥がれてしまう症状の事です。一枚に見える爪ですが、実は三層構造でできています。一番上から背爪(はいそう)、中爪(ちゅうそう)腹爪(ふくそう)の順番に層になっているのですが、二枚爪はこれらの爪の層の間に空気が入る事で、爪の表面が剥がれてしまうのです。

 

二枚爪の主な原因は、乾燥や外部からの衝撃です。爪が乾燥すると脆くなってくるため、爪の層の間に空気が入りやすく、二枚爪が起こりやすくなります。また、爪切りを良く使う方も、爪に衝撃を与える事で二枚爪の原因になりやすいと言われています。そのため、二枚爪を起こさないためには、普段から保湿を心がけ、爪切りではなく、やすりでのケアが予防になります。

 

 

加齢による老化で起こる「爪の縦筋」

爪の表面に溝のように入る爪の縦筋は、老化によって引き起こされる爪トラブルです。原因が老化なので、誰にでも起こる可能性があります。皮膚に皺ができるように、爪も老化すると皺ができてくるのです。そのため、爪の縦筋を改善する根本的な方法はありませんが、表面をやすりで整える事で目立たなくすることができます。また、老化以外にもストレスや睡眠不足、過労でも縦筋が生まれることがあります。年齢以外の理由で縦筋が発生したら、生活習慣の改善を意識しましょう。

 

時々、爪の表面に黒い縦筋ができる場合がありますが、これは一時的なものなのであまり気にする事はありません。爪の根元にある爪母を傷付けたことが原因で、ほとんどの場合はすぐに消えてしまいます。ただし、黒い縦筋がホクロの影響でできる場合もあり、色調が不規則だったり、周囲に黒っぽい斑点が発生する場合は悪性の可能性もあります。気になる斑点が現れたら、皮膚科を受診しましょう。

 

健康状態のバロメーター「爪の横筋」

老化によって発生する縦筋と違い、爪の横筋は健康状態によって発生します。横筋が発生した位置で、およそどの時期に体調が悪かったかがわかります。たとえば、爪の根元から3ミリ程度のところにできた横筋の場合は、約1ヶ月前の体調不良の証です。

 

爪を作るためには爪母という場所が関わっています。この爪母に栄養が不足していると爪を正常に作ることができないため、横筋ができやすくなります。また、甘皮処理のしすぎで爪母を傷付けてしまったり、きつい靴をはいて爪母を圧迫しすぎると横筋が発生する場合もあります。

 

爪の横筋は、栄養不足やストレスなど、様々な要因が絡み合って発生します。数本程度の一時的な横筋であれば問題ありませんが、爪が横筋で洗濯板のようにボコボコになる場合は、早めに病院で検査を受けて、体調不良の原因を特定しましょう。

 

乾燥が引き起こす「でこぼこ爪と割れ爪」

爪のトラブルで最も多いのが、でこぼこになった爪や、割れやすい爪です。これらの爪トラブルの原因は、乾燥によるものです。爪は非常に乾燥に弱く、水分や油分が不足するとすぐに脆くなってしまい、変形を引き起こします。乾燥による爪のトラブルを避けるには、爪に浸透しやすい油分と栄養を含んだネイルオイルでのケアが効果的です。

 

よく、でこぼこになった爪の表面を削って整える応急処置をする方がいますが、爪を削りすぎるとかえって爪が脆くなり、割れてしまう可能性が高くなります。爪の乾燥の原因は、日頃のお手入れ不足の他、栄養不足や睡眠不足など、不規則な生活が原因の場合があります。爪を削る応急処置よりも、生活改善など、根本から見直すのがおすすめです。

 

 

失敗しないセルフジェルネイルの落とし方

様々なネイル用品が充実して、家庭でセルフジェルネイルをする方も増えてきました。ネイルサロンよりもリーズナブルな価格で自分の好きなデザインをじっくり楽しめるのもセルフジェルネイルの魅力です。ただ、気を付けたいのがセルフでのジェルネイルのオフについてです。オフの方法を間違うと、爪に大きなダメージを与えてしまう場合もあります。失敗しないセルフジェルネイルのオフの方法をまとめました。

 

本当は難しいセルフジェルネイル

様々なネイルメニューの中でも、ジェルネイルは一番人気といっていいほど、一般に浸透してきました。今では自宅で手軽にジェルネイルができるキットも販売され、家庭でセルフジェルネイルを楽しめるようになりました。しかし、手軽になったとはいえ、ジェルネイルは実は様々なリスクを伴う難しい施術なのです。

 

たとえば、ジェルを爪に定着させるために爪を削るサンディングという工程がありますが、セルフネイルでありがちなのが、爪を削りすぎて割れてしまうトラブルです。他にも、しっかりジェルが自爪に密着せずに隙間が空いてしまい雑菌が繁殖するなど、ジェルネイルのトラブルは様々です。

 

ジェルネイルの正しいオフの方法は?

ジェルネイルは、マニキュアと違って除光液で落とすことができません。紫外線で硬化する特殊なジェルを爪の上で固めているため、正しい落とし方をしないと爪を痛める原因となります。

 

ジェルネイルのオフに必要なものは、コットン、アルミホイル、爪やすり、ウッドスティック、ジェル専用のリムーバーです。ジェルネイル用のリムーバーは、アセトンという成分が含まれています。そのままではジェルネイルに染み込まないので、リムーバーがジェルの内部に浸透するように爪やすりで表面のジェルを削ります。この時セルフネイルで失敗しがちなのが、ジェルと一緒に自爪まで削ってしまう事です。

 

リムーバーは刺激が強いので、ネイルオイルなど、皮膚を保護するオイルを爪の周りに塗っておきます。爪の大きさに合わせたコットンにリムーバーを染み込ませ、爪の上に乗せます。この時、直接コットンに触れると指先があれてしまうため、ピンセットがあると便利です。爪の上に乗せたコットンのリムーバーが蒸発しないようにアルミホイルで包んだら、15分程度リムーバーが染み込むのを待ちます。

 

リムーバーがしっかり浸透したら、ジェルがふやけて柔らかい状態になっているので、ウッドスティックを使って丁寧にジェルを取り除いていきます。取れない場合は無理にはがすのではなく、リムーバーで再度ふやかしながら慎重にジェルネイルをオフして下さい。

 

 

 

ジェルネイルのオフが難しい場合は?

ジェルネイルのオフは意外と手間がかかるため、ジェルネイルのオフだけをネイルサロンでしてもらうという方もいます。オフのみのメニューは多少割高になりますが、ネイリストのプロの技で爪を傷めずに丁寧にジェルネイルをオフすることが可能です。

 

特にセルフネイルを繰り返して自爪が痛んでいる可能性がある方は、一度ネイルのチェックもかねて、ネイルサロンでオフしてみるのをおすすめします。

 

ジェルネイルをオフした後のケアも忘れずに!

ジェルネイルのリムーバーに含まれるアセトンは、揮発性が高く、爪の水分を奪って乾燥させてしまいます。そのため、ジェルネイルをオフしたら、必ずネイルオイルやネイルクリームで爪と周辺の皮膚の保湿ケアをして下さい。

 

爪が乾燥したままだと、爪がでこぼこになったり、割れやすくなる原因となります。セルフジェルネイルのトラブルは、このジェルオフの後のケアを怠ることでもよく発生します。セルフのジェルネイルを長く楽しむためにも、ジェルネイルをオフした後はケアまでしっかり忘れずにしましょう。

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